なぜ決算書を理解することが必要なのか!?
@自分の会社を把握しているか?
銀行は会社の選別を始めています。それは、銀行も会社であるからです。利益を出さなければ経営活動を行うことはできません。それでは、銀行はどのような会社を選別するのか!?もちろんお金を返してくれる会社です。お金を返すということは返済計画があるということです。それには、会社の経営活動を把握していなければいけません。逆の立場になって考えてみてください。みなさんは、お金をいつ返してくれるかわからないような人に大金を貸しますか!?それと同じです。決算書というものは、1年間における会社のあるべき姿を映し出してくれます。ですから、決算書が読めるということは会社を理解している、お金を返す計画を持っているということになるのです。
A得意先の会社が見えてくる。
決算書がわかってくると、取引先の決算書まで読めるようになります。
不景気で経済が低迷する中、倒産する企業が増えることはあっても、減ることはありません。また、民事再生法が施工され、上場企業が倒産しないという神話は崩れつつあります。
不況下で売上が減少する中、新規開拓もままならない、無謀な新規開拓は不良債権の温床などと言われてしまっては、成す術もありません。だからと言って、守り一辺倒では縮小均衡の経営を余儀なくされ、やがては弱肉強食の競争市場から消えてゆくしかありません。
経営者にとっては本当に頭の痛い悩みです。
それでは、どうすればいいのか、危険な取引先からは手を引く、新規開拓は積極的に行うが、新規取引にあたっての吟味をしっかりとすることです。
しかし、取引先の情報がわからない、情報は手に入れたが精度が様々などがあげられます。
でも誰にとっても公平な情報があるんです。それが決算書です。
決算書は商法・税法で決められたルールに従って作られた会社の情報です。誰もが同じ法律に従って作られています。
そして、決算書が読めるということは、儲けるためには必要不可欠な能力なのです。きちんと回収し、確実に儲け、会社を守り発展させるためには絶対に必要なノウハウなのです。
B決算書とオリジナル経営分析表
決算書とは、その会社の1年間の経営活動の成績表であり、経営分析とは、その決算書を診断することであります。
企業の経営というものは、勘や経験といったものも確かに必要でしょうが、そればかりに頼っているのも考えものです。時代の移り変わりによって、今までの勘が鈍ることもあるでしょうし、過去の経験だけでは時代の変化に対応できないこともあるでしょう。 従って、会社の経営状態や今後の活動方針を「数字」を元にした経営分析を行うことにより、より効率の良い安全な経営判断を行うことができるようになるのです。
「収益力を向上させるには?」「会社の成長力を保つには?」「経営の安定をはかるには?」「財務体質の強化をするには?」「効率良い生産能力をつけるには?」などのさまざまな疑問を客観的に教えてくれるのが経営分析なのです。
Cまとめ
これからはプロの経営者の時代であります。企業間競争が強烈で、その競合に負けた方が倒産する。避けて通れない競争の中で、いかなる相手と戦っても、必ず勝つ力を奪い、それを維持する努力を企業は続けなければならないでしょう。
この大変な時代に対応する経営は、改善と変革の創造の努力なくしては、到底競合に勝ち抜くことは至難であります。そのためには、まず、己をしっかりと知ることから始めるのです。それが、自社を知ることが成功への近道の第一歩になるのです。
オリジナル分析表