zeirisi.com

なぜ決算書を理解することが必要なのか?

自分の財務会社内容を把握していますか?

→銀行は会社の選別を始めています。

それは、銀行も会社であるからです。利益を出さなければ経営活動を行うことはできません。

それでは、銀行はどのような会社を選別するのか!?もちろんお金を返してくれる会社です。

お金を返すということは返済計画があるということです。

それには、会社の経営活動を把握していなければいけません。

逆の立場になって考えてみてください。

みなさんは、お金をいつ返してくれるかわからないような人に大金を貸しますか?それと同じです。

決算書というものは、1年間における会社の姿を映し出すものですから、決算書が読めるということは会社を理解している、お金を返す計画を持っているということになるのです。

決算書がわかってくると、取引先の決算書まで読めるようになります。

不景気で経済が低迷する中、倒産する企業が増えることはあっても、減ることはありません。

上場企業が倒産しないという神話は完全に崩れました。

不況下で売上が減少する中、新規開拓もままならない、無謀な新規開拓は不良債権の温床などと言われてしまっては、成す術もありません。

だからと言って、守り一辺倒では縮小均衡の経営を余儀なくされ、やがては弱肉強食の競争市場から消えてゆくしかありません。

経営者にとっては本当に頭の痛い悩みです。

それでは、どうすればいいのか、危険な取引先からは手を引く、新規開拓は積極的に行うが、新規取引にあたっての吟味をしっかりとすることです。

しかし、取引先の情報がわからない、情報は手に入れたが精度が様々などがあげられます。

でも誰にとっても公平な情報がります。それが決算書です。

決算書は商法・税法で決められたルールに従って作られた会社の情報です。誰もが同じ法律に従って作られています。

そして、決算書が読めるということは、儲けるためには必要不可欠な能力なのです。きちんと回収し、確実に儲け、会社を守り発展させるためには絶対に必要なノウハウなのです。

決算書とは、その会社の1年間の経営活動の成績表であり、経営分析とは、その決算書を診断することであります。

企業の経営というものは、勘や経験といったものも確かに必要でしょうが、そればかりに頼っているのも考えものです。

時代の移り変わりによって、今までの勘が鈍ることもあるでしょうし、過去の経験だけでは時代の変化に対応できないこともあるでしょう。  
従って、会社の経営状態や今後の活動方針を「数字」を元にした経営分析を行うことにより、より効率の良い安全な経営判断を行うことができるようになるのです。